【子供に説教】ちょっとしたイタズラなどを叱る時、わたくし夫婦の「叱るルール」

子供のちょっとしたイタズラなどに対して、わたくし夫婦は頭ごなしに叱るのでは無く、自然とできた「叱るルール」の下で説教しました。

子供には「何が悪い」「それをしたらどうなる」といった事を、考え説くことが重要だと思います。

今回は「ちょっとしたイタズラや失敗などを叱るわが夫婦のルール」を紹介します。

ただし、これはわたくし夫婦が気を付けていた子育て方法ですので、これが正解だというつもりもありません。

こういった子育て方法もあるのだなと、参考程度に見て頂ければ幸いです。

 

目次

叱るのではなく説くとこが重要

自分の子供時代を想像する

わたくしが子供を説教する際の基準は、「自分が子供の頃にしてしまいそうなことは、一度目は叱らない」でした。

小さい頃は多少の良し悪しの分別がつきませんし、一度くらいのイタズラなどは許すくらいの大きな心が無いと子育てが疲れてしまいます。

大人はどんと構えて、一度くらいは大目にみましょう。

 

例えば障子紙を破った際

障子紙なんて、子供だったら破りたくもなりますよ。

大人だって、むしゃくしゃしたら破りたくもなります。

その衝動を子供に押さえつける方が無理だと思います。

今の家に引っ越してすぐに娘が障子紙を破りました。

わざとでは無く転んで破ってしまったのですが、娘が申し訳なさそうに「ごめんなさい」と言ったのですが、わたくしが「どうせなら全部破っちゃおう」と娘に提案し、二人で全ての障子紙を思いっきり楽しく破ることにしました。

その後は娘と二人で障子紙を張り替える事で「障子紙は破ると、後が大変なんだよ」と娘に身をもって説明する事で、それ以降はわざと障子紙を破ることはありませんでした。

 

副産物

その副産物として、毎年末には娘が積極的に障子紙の張替えを手伝ってくれました。

むしろ12月になると「そろそろ、障子紙張り替えるの」と待ち遠しい感じになりました。

 

そのイタズラの顛末を考えさせる

上の例の様に、「やっちゃいけない事」をしてしまったことは、ただ説教するだけで無くその行動によってどういった事になってしまうかを一緒に考え、一度目は許しても「次はダメだからね」と説くこと・考えさせることが重要だと思います。

 

孤立させない

子供を説教するときのルール

例えば、カミさんが子供に説教する時は、あえてその説教には加わらずに見て見ぬフリをしました。

またわたくしが子供に説教をする際は、必ずカミさんがいる所で叱りながらカミさんは見て見ぬフリをする様にしていました。

 

子供を孤立させない

わたくしが敢えてカミさんの前で叱ったのは、あとでカミさんに子供達のフォローをして貰うためです。

説教をするときに親が二人で叱責すれば、子供は孤立してしまいます。

その状態が続けば、子供は次第に家の中でより孤立感を募らせて、しまいには人の顔色を伺う子供になってしまいます。

子供にはある程度の常識は備えつつ、子供らしく無邪気にはしゃいでいて欲しいです。

ですので、子供を叱る際には絶対に子供を孤立させないようには注意しておりました。

 

どちらかがいない時の叱り方

それでも孤立しない様に配慮

わたくしが子供を説教する時には常にカミさんがいるとは限りませんし、子供が悪さをしたときにカミさんが居ないからといって、カミさんが帰って来てから改めて説教しても子供からすれば「何で今さら」となってしまします。

その際は、例えばわたくしがカミさんのいない環境で子供を叱りつけてカミさんの帰宅後にその報告をしますが、カミさんは子供を擁護するといった感じです。

そうすることで、子供を叱る際は子供が孤立する環境に出来るだけしない様にしました。

 

負の副産物

しかしながらカミさんから聞いた話によると、この方法には負の副産物がありました。

わたくしは会社勤務ですので、当然子供たちと一緒にいる時間はカミさんの方が長く、わたくしが居ない環境で子供に説教して、会社から帰宅したわたくしが擁護することが多かったです。

そんな折、わたくしの子供たちとその友達が塾の帰りに遊び過ぎたらしく、そこにはカミさんも友達の母親も居たのですが、なかなか帰るタイミングを失って困っていたそうです。

そんな時ある友達の親が、

「もう帰らないとパパに言うよ」

というと、

「ごめんなさい。もう帰るからパパには言わないで」

と言ったのを皮切りに、他の母親もわが子に、

「パパに言うよ」

というと、みんな

「もう帰るから、ごめんなさい」

となったそうです。

しかしながら、わが子たちは反応が違ったそうです。

「い~ね~、何だったら今からパパ呼んじゃう?」

となったそうです。

わたくしがあまりに子供達を擁護する立場だったので、こんな感じになってしまったそうです。

 

といっても悪いことは悪いです

とはいえ、子供の態度や行動が擁護する余地のないこともあります。

そんな時は、擁護する親が居ないわけですから、夫婦で子供を頭ごなしには責めずに言い聞かせる様に慎重に説教しました。

そして、後腐れが無くなるまで説教してその後は何事も無かったかの様に振舞われるようになるまで、徹底的にかつ慎重に説くことを心掛けました。

 

・まとめ

子供は「無邪気」ですので、「邪気」が無いのです。

子供を説教する時、つい感情的になってしまいがちですが、そこは感情的にならず、夫婦のどちらかが味方になるか後腐れが無くなるまで徹底的に説教することで、子供を孤立させる様な事は絶対にしてはなりません。

冒頭にも書きましたが、これはわたくし夫婦が実践した子育て法です。子育てに正解があるとは思っていませんし、これが正解だというつもりもありません。

「こういった子育ての考え方もあるんだな」と、皆様の子育ての参考になれば幸いです。

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