【「田舎は物価が安い」はウソ】物価重視で地方移住すると痛い目に遭います

地方移住計画

最近SNSで地方移住を考えている方が、

その理由に「物価が安い」とありました。

そんなことありません。

場合によっては、

月の生活費は都会より高くつきますよ。

 

【結論】

・田舎は住宅ならめっちゃ安い

・他は同等か、むしろ高い

 

住宅は確かに安いです

土地が安いです

田舎は何が安いって、土地代が一番に思い浮かびます。

わたくしの場合、自宅と週末移住地とでは、

地価が1/5くらいです。

 

新築物件は

田舎に新築で家を建てるといっても、

材料費や人件費は日本全国でほとんど

変わりませんので、

田舎で新築物件を購入しても安いと感じる

差額分は土地代のみとなります。

まあ、それでも都会で新築を建てるよりは

断然安いですけど。

 

中古物件は

中古物件は最近の空き家問題もありますので

空き家を格安で斡旋してくれる

市町村もありますし、

都会より格安かタダで手に入る場合もあります。

逆に人口が減少している市町村であれば、

格安で提供してくれたりリフォーム代に

補助金を捻出してくれたりもします。

中古物件を格安で探して自分で

リフォームする方が最近は多いですね。

 

固定資産税

土地にかかる固定資産税は、

地価によって決められます。

地価はその土地の利便性などによって

評価されますので、

当然ですが都会より田舎の方が断然安いです。

 

生活必需品

日用品は都会とほぼ変わりません

食料品とか日常必需品なんかは、

あまり変わりません。

というのも、

最近では田舎でも車で1時間もかからないところに

大型スーパーやショッピングモールがあります。

で、大型スーパーで売られているモノの値段は

ほとんど変わりません。

「デパートでしか買わない」とか

「成城石井でしか買わない」

人にとっては安く感じられるでしょうが、

それ以外の人でしたら

生活必需品の物価は変わらないと

感じるでしょう。

ただ昔ながらの雑貨屋さんで

売られている商品は、

都会で購入するよりも高く感じます。

それでも、コンビニがありますからね。

困った時はコンビニを利用しますよね。

 

直売場は鮮度を楽しみましょう

田舎ではよく道の駅や直売場で、

新鮮な野菜や果物それに肉や卵などが

売られています。

どれも新鮮ではあることは

間違いありませんが、

必ずしも安い訳ではありません。

スーパーなどの生鮮食料品は

大量に仕入れることでコストを抑える一方、

直売場などは農家や酪農家から直接

仕入れることで中間マージンのコストを

抑えています。

ですので旬の野菜は安いですが、

卵などは都会で手に入らないほど

それこそ「今朝産みたて」など新鮮ですが、

値段はやはり数量が少ない分スーパーよりは

高いですね。

ですので、田舎では

「新鮮や食料品が手に入る」のですが、

それがすべて安い訳ではありません。

 

お裾分けは確かに多いですが

「お返しはいらないから」は社交辞令

ご近所も農家が多いので、

季節の野菜を近所の方からお裾分けを頂く

こともあります。その際に、

「お返しはいらないから」と言われますが、

そんな訳にはいきません。

口にはしませんが

「お返しはいらないから」

は社交辞令と思って下さい。

 

「お裾分け」はコミュニケーション

だからといって、

ご近所の方はお返しが欲しいから

お裾分けする訳でありません。

そこは日本中どこでも同じ

「コミュニケーション手段」の一つです。

それに、あなたがご近所から

「お返しはいらないから」と言われて

そのままでいられますか?

そのやり取りは都会も田舎も関係なく、

ご近所付き合いのコミュニケーションです。

ご近所様だってあなたからのお裾分けは

嬉しいに決まっています。

これは、コミュニケーションの一つとして考えて下さい。

 

わたくしの場合

わたくしは義父の実家ですので、

家族単位での近所付き合いは

それこそ100年以上にもわたる訳です。

そして、わたくし夫婦が毎週末に

都会の方から来る事は知っていますので、

「若い人が毎週来てうらやましいね~」

と義母は言われるそうです。

更に今年から義母が一人暮らしと

なりましたので、

ご近所様も義母を気遣って頂いております。

わたくし夫婦としても、

ご近所様の義母に対するお気遣いのお返しと

いってはささやかではありますが、

ご近所様が実家に訪ねられた際に出すお菓子を、

毎週末の実家に行く際に購入しております。

 

移動費と燃料費は断然高い

自動車は1人に1台

田舎は交通の便が悪いことは、

ご理解頂けると思います。

さらに、買い物や役所や郵便局など

用事を済ますためその用事のほとんどは

車が無いと行ける場所ではありません。

ですので、車は自然と家族に1台では無く

1人1台となります。

ですので、駐車場代は自分の家の敷地で

済みますが、自動車の維持費は

都会より掛かります。

 

移動距離が長い

そして、用事を済まそうとしても

近所で済む用事はほとんど少ないですから、

移動距離は自然と長くなります。

わたくしの場合、近くのコンビニまでは

車で30分くらいです。

平日住んでいる自宅は家の隣りが

コンビニですので、

その移動距離は雲泥の差です。

 

ガソリン単価が高い上にセルフが少ない

ガソリン代は田舎の方が1リットル当たり

5~10円高いです。

しかもガソリンスタンドも少ないですし、

あとセルフが少ないです。

一昔前の様に、

スタンドの店員がガソリンを入れますので、

セルフより1リットル当たり10円高いです。

また、室内暖房のヒーターなどで使用する

灯油も都会より高いです。

 

石油燃料の利用頻度が高い

田舎に住んでみて一番の想定外は、

草刈りの頻度でした。

義両親が今まできれいに畑を管理

していたので気が付きませんでしたが、

雑草の生長ペースにはビックリしました。

草刈りしても、2週間もすれば

また一面に生え始めて来て、

1ヶ月もすれば元通りの雑草地になります。

ですので、2週間に1回程度は草刈りをしないと、

すぐ雑草地になってしまいます。

また、耕運機などのガソリンで動かす

発動機頼りの田舎では、

ガソリン消費が都会より多くなります。

 

医療費(高い可能性あり)

病気にかかった時など

病院でかかる医療費はどこも

一緒では無いかと思いがちですが、

国民健康保険税はその市町村の

国民健康保険加入者数・加入世帯・所得と

医療費の水準を加味して支給されます。

田舎は都会よりも世帯数・所得などが

低いでしょうから、

自然と国民健康保険税は高い傾向にあります。

また、病棟数や医師の数にも左右されますので、

医療費は都会より高いと思っていた方が良いです。

また田舎では近くに病院があるなんてことは

期待出来ませんので、

どうしても車移動となれば、

その分割高になるでしょう。

 

まとめ

田舎の方が都会より物価が安いと

思われがちですが、

住宅を除けばそれほど物価が

安い訳ではありません。

むしろ、トータルコストでは

高いかもしれません。

ですので、

「物価が安いから田舎暮らししたい」

といった理由で田舎暮らしを考えている方は、

考え直した方が良いでしょう。

しかしながら田舎では、

他に魅力がたくさんあります。

わたくし夫婦も今は週末だけ田舎暮らしですが、

いずれは完全に田舎暮らしをしよう

と思っております。

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